1968-11-06 第59回国会 衆議院 決算委員会 第9号
この場合に日本銀行の資金供給の手段といたしましては、国債を買い入れるか、あるいは戦後債を買う、あるいは貸し出しをいたすというふうなやり方がございますが、現在は債券の買オペレーションで資金を供給するという手段に重点を置いております。しかも、最も信用のある国債をまず優先的に買う、こういうたてまえをとっております結果、こういう高い比率の国債の買いオペレーションの結果になっておる次第でございます。
この場合に日本銀行の資金供給の手段といたしましては、国債を買い入れるか、あるいは戦後債を買う、あるいは貸し出しをいたすというふうなやり方がございますが、現在は債券の買オペレーションで資金を供給するという手段に重点を置いております。しかも、最も信用のある国債をまず優先的に買う、こういうたてまえをとっております結果、こういう高い比率の国債の買いオペレーションの結果になっておる次第でございます。
それはひとつ財政資金等をもって行なう買オペレーション等に対しましては、不良金融機関に対してはやらない、こういうことを考えているわけであります。だからいいものに対して——悪いものにはやらないということですから、結局いいものにはよけいやるということになるわけでございまして、こういうところまで知恵を出しております。
また、政府三機関に対しまして、何回か例年にない期末金融を行なったわけでございますけれども、四月期に対しては、二百億の買オペレーションを行ないますと同時に、四月に期日の来ております返済分百五十億も当分延期するというような措置もとっておりまするが、しかし、これだけでいいとは思いません。
現在までには、これが揚超になりましたときには、この資金をもって買オペレーション等をやるということによって民間に戻す、またある時期においては売り戻しをするというような状態で、財政と金融との調整機能を果たしておるわけでございます。
証券業界では、当面の緊急対策として、手持ち公社債の買オペレーションを強く要望をしておりますが、問題は、現在なお債券の流通市場が確立されていないことに端を発しているのでありまして、この点、政府の証券行政についての努力に欠けるところがあったと思うのであります。池田総理も昨年末、当局にその促進方を指令したと伝えられておりまするが、今後の見通しについての御見解を承りたいのであります。
そういう情勢に対しましては、金融の引き締め基調自体は堅持いたすにいたしましても、不必要な金融上の摩擦を生ぜしめることは本旨ではございませんので、そういう点につきましては、中小企業金融対策として年末に実行いたしましたと同じような方式をもちまして、さらに財政資金の追加を考慮する、さらに情勢によりましては日本銀行による買オペレーションというようなものも考慮する必要があろうというのが、現在の判断でございまして
先般来の本会議でも論じられて、水田大蔵大臣も答弁されておりまするが、ここに今回の補正によりまして中小企業金融が資金源として、三公庫に対して買オペレーションによって若干のもの、五百五十億のものが見込まれておりまするし、自民党さんから、その後これでは足らぬからといって、総額一千億というものが出されてはおりますが、結局こういうものは私は実際的には問題にならないと思うのであります。
それでいろいろ大蔵省も心配されていわゆる買オペレーションというやつで、多少資金を放出されて、何とかこなしていっているのであります。来年度なかなか私はそういう多量に社債の消化ができるかどうか、今の日本経済の情勢からいって非常にむずかしいのではないかということを心配しております。